たまには

日記のような日記を書いてみる。
起きていきなり体調が悪いので、某コンフントの花見は欠席ということにする。暫くぼおっとしていると多少は回復してきたようだからああそういえば髪を切りに行かなくちゃと思っていたの思い出して出掛けることに決める。なじみの店が既にカーテンを降ろしている(この前もそうだった。何かあったのだろうか。私だけが特に門前払いされているわけではないと思うが)。では暫く前に前を通りかかって気になっていた理容店に行ってみることにする。人通りの多いところじゃないからひょっとして無くなっていたらなんてことも頭をよぎったものの、たどり着けばそこにあって果たして営業していた。店内に入ってみると今日は混んでいるので105分ほどしてから(そんな表現ではないけど)また来いと言われる。他を探す気もなかったのでそれに応じる他はない。とりあえず行くあてもないのでぶらぶらと散歩を始める。これまであまり足を向けたことのない道を選んでひたすら歩いてみると、住宅街の中に突然現れるそば屋(まあ、これはそう珍しくはない。多分脱サラして自宅でやっているような感じ)やボリビアみたいな三色旗が看板に描かれたうどん屋(営業していなかった)や機械油の臭い漂う小さな工場(小さい頃のことを思い出しそうになる)などの前を通る。そんなこんなで私鉄で2駅分歩き、ぐるっと回って1駅分引き返す。駅近くのドトールブレンド(S)とバウムクーヘンを腹に収めて、駅へ向かう。ホームに立てばものの数分で普通電車がやってくるので乗る。もう少し待つつもりだったのにこんなにすぐ来てしまうのでは最寄駅へ戻るのが早過ぎる。やる気の感じられない方のスーパーの2階の家電売り場を冷やかしてから、ほぼ時間通りに件の理容店に戻る。するとまだ前の人に取りかかったばかりの体。ベンチに腰掛けて待つ。テレビは面白くなさそうなので、本棚からゲッツ板谷『インド怪人紀行』を取り出しページを捲る。70ページまで読んだ(文章のくだけ方が絶妙で読ませる)ところで前の人が終わり、呼ばれる。30分ほどで一通りカット・シャンプー・顔剃りが済む。テキパキと進むので気持ちもサッパリという感じ。やる気がみなぎる方のスーパーに寄ってハートランドビールを2本買って帰る。